2019年2月21日木曜日

イールドカーブ(Yield Curve)について

イールドカーブ(Yield Curve)について
ーー経済関連用語⑤
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にゃボカド吟で~す~

 余談話:昨日市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表に乱高下しました。重要なイベントがあれば、あるほど市場に大きな影響を及ぼされます。特にアメリカの政治政策や金融政策は投資家たちに注目されています。昨日から英ポンド/円を書きたかったけど、イールドカーブという経済モデルを先に話たいと思います。
 この世界では循環という大前提で動いています。例えば大きくいえば環境の循環、小さく言えば人の血液や細胞の循環があります。投資の世界も同じく流動性が存在します。リスクオンやリスクオフの本質は財の流動方向を示しています。リスクオンであれば、もっとリスクが取れるようになって、安全資産を売り出し、株やデリバティブ取引など高いリスクの金融商品に資金が流れます。逆に、リスクオフの場合では金とか円とかは高いほうに振れやすいです。
 国の政府は一国のトップなので、信頼性は高いゆえに、発行される債券は比較的に他のハイリスクの商品と比べるとリスクが低いです。医者さんは患者を診断するように、市場の状況の好悪を判断するために、先に債券の状況をチェックしてみましょう。

 では、債券に関連経済モデルのイールドカーブが登場、以下わかりやすく説明させていただきます。

 まず、一言で言えば、イールドカーブはどんなものというと:長短期金利の関係を描く曲線です。


順番に説明いきます~

 ①イールドカーブは一般的に順イールドの状況(長期金利>短期金利。期間が長ければ金利は高くなる、一般的に景気上昇判断)
 ②逆イールドカーブは文字通り逆になってる状況(短期金利>長期金利。期間がなければ金利は低くなる、一般的に景気低迷判断)
 ③イールドカーブは図が標示されたように大きく分けたら、スティーブ化フラット化の二つのパターン。

 スティーブ化の場合では、債券の長短期金利差が拡大していきます。(崖になる傾向)
 フラット化の場合では、債券の長短期金利差が縮小していきます。(水平になる傾向)

 確か最近アメリカのイールドカーブ逆転という話があるんですね、景気後退などニュースも流れていたのです。例えば、債券の短期金利と長期金利の差はほぼ変わらなければ、やはり人間は目先の利益に大きく見え、長期を放棄して、短期に注目します。そうすると、株価は急上昇しやすくなるが、継続性は疑われやすく、将来的に不安な感情が増え、比較的にリスクの低い円が高いほうに振れやすいです。

 では、にゃボカドみたいの一般人にとってはこれをみても、わからないから、自分に関係がないのかなと思ってしまうかもしれないが、にゃボはやはり、どうやってこのような難しいものを瞬間に理解できればかっこいいので、投資者の行動を変数の一つとして、追加で研究します。にゃボカドも自分の行動を読みたいにゃ~何でダイエット中お菓子ばっかり食べちゃうからにゃ!にゃく…


イールドカーブの図で投資者の行動を分析します。

  ①最初はさっきのチャートを横にする。以下のように。


  ②次に金利(X軸)、期間(Y軸)の上で投資者の傾向(Z軸)を追加。


  ③スティーブ化に対する投資家の動向は、将来の長期金利は短期金利よりもっと利益もらえると思ってるから、長期商品への投資傾向が大きい。


  ④続いては順イールドカーブを適当描く。大体こういう感じ。


  ⑤最後フラット化すると、短期金利と長期金利比べるとほぼ変わらず、もしくは逆イールドカーブの場合であれば、短期間の商品は資金入れやすく、期近の経済状況は加熱しやすく、将来の循環に差し支えることがなりそうです。 



 今度これをみたら、もしスティーブ化があったら、各国政府はこれから短期金利を上昇させ、曲線をちょっと横にさせて、もし今度ニュースではフラット化になったら、短期金利は維持するか引き下げるか、過熱なりやすく、インフレペース加速することで近々金融引き締める政策が出すのだろう。

 どういうわけで、これを見たら、なんとなくにゃボみたいな一般人も分かれるようになってきたわにゃ~

では、また今度~

次回の経済用語から、旬話題のニュースを経済モデル化、にゃボカド吟はどんどん進化しにいこうにゃ~笑


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